#5 告白
そんなこんなで好きだけど告白できない・・・
相手はどう思ってくれてるのかな?
というじれったい時期がしばらく続いた。
ある夜、2人で話をしながら私の部屋のベットに横になっていたら
いい雰囲気になり・・・キスをしてそこから・・・
という流れになった。
私は彼のことを好きだったし付き合ってはいなかったが
体を許していいと内心思っていた。
らん「・・・いいよ」
たくや「えっ・・・うん・・・でも・・・」
欲望にかられて手を出してこようとしたが
たくや「やっぱごめん、だめだよ・・・」
と、彼は手を出さずに我慢してくれ、そのまま二人で眠りについた。
それからしばらく何もなかったが
ある時lineで彼から
<話をしたいから夜空いてる?>と連絡がきた
私は何のことかわからず・・・この前の一件もありとりあえず行こうとは思ったが
とても足取りが重かった。
ー夜ー
私の部屋で話しをすることにした。
たくや「この前あんなことあったじゃん?」
らん「うん」
たくや「あれから俺は真剣に考えなきゃだめだなって思ってさ・・・」
ここまで話されて、嫌な予感しかしなかった。
こんな関係よくないから距離置こうとか・・・いろいろ悪いことを考えてしまって
本当に泣きそうだった。
しかし・・・
たくや「俺はらんちゃんのこと好きなんだけど、どう思ってるのかって聞きたくて。
もしいいって思ってくれてるならお付き合いしたいと思ってる」
そう言われて私はびっくりした。
まさかこんなこと言われると思ってなかったので思わず涙が出て
嬉しくてうれしくて仕方がなかった。
今まで私は一方的に好意を抱いていたと思っていたので
予想していたことと真逆のことが起きて理解が追い付かなかった。
これが2019年12月初旬の出来事であった。